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好きだよ 痛いほど

私の好きなことを、好きな時に、好きなだけ。だいたいジャニーズ B.O.C.

SMAPについて

このことについて書くかどうかすごく迷ったけれど、やっぱり思うことはたくさんあるから書くことにする。

私とSMAPについて。

 SMAPの結成と同時期に産まれた私にとって、物心がつく頃からSMAPが当たり前に存在した。小さな頃、うちの家は厳しくてあまりテレビも見せてもらえず、SMAPをちゃんと認識したのは小学生の頃だったと思う。お正月におばあちゃんとSMAPの載っている新聞広告を見ながら誰が好きかを聞かれ、「吾郎ちゃん」と答えたのをすごく覚えている。なぜ吾郎ちゃんを好きになったのか記憶は一切ないが、私が一番最初に好きだと思ったジャニーズは吾郎ちゃんなんだろうなと思う。だから今でも吾郎ちゃんを見ると少し恥ずかしい。

だんだん大きくなるにつれて、テレビも見るようになり、他にもグループがあること、ジャニーズというものがあると知った。ジャニーズよりもSMAPを先に知っていた。

中学生になり塾へ行くようになった。月曜日は塾の日だった。授業のあとも質問したりダラダラしゃべってることが多かったけど、スマスマまでに帰るようにしていた。帰ったらビストロSMAPを見ながらご飯を食べて宿題をする。スマスマが終わるまでに終わらせることが目標。必死で英単語を書いたのを覚えている。見ながらだから全然頭に入らないんだけど。スマスマの歌が終わればお風呂に入って寝る、それが月曜日の習慣だった。なかでもコントが大好きで、コントの総集編?みたいなのが放送されたのを録画して繰り返し見ていた。ベストアルバムも買ってもらった。

中学生の私は嵐のファンになった。嵐が新曲を出すたび、一番楽しみにしていたのが、うたばんだった。リーダーと中居くんの下克上が大好きで何回も何回も見た。慎吾ママも好きだったし、世界に一つだけの花も大ヒットした。SMAPは本当にスターだった。

高校生になり、生活習慣も変わって、スマスマも見たり見なかったりになったし、音楽番組やドラマも気が向けば見るという感じだった。でも意識しなくても自然とSMAPはテレビの中にいつもいた。大学生の頃はバイト先のおばちゃんがSMAPファンだった。特に木村くんが大好きで、よく暇な時間にSMAPやジャニーズの話をした。草彅くんが逮捕されたときはおばちゃんはショックを受けていて、2人で「草彅くん心配だね」って話をしたのを覚えている。

社会人になって、A.B.C-Zのファンになってから私の中のSMAPがちょっと変わった。SMAPが大好きな郁人の影響。同世代の郁人が小さな頃から大好きだったSMAPの話をするたびに、「同じものを見て育ったんだな」と嬉しくなったし、確かにSMAPってめちゃくちゃかっこいいな、と改めて実感した。同じジャニーズなのに、目をキラキラさせながらSMAPの話をする郁人は楽しそうで、いつがA.B.C-Zがスマスマに出ることが夢になった。

その頃から改めてSMAPを見るようになって、大きな災害があったとき被災地の方々を励ます姿、5人で楽しそうに旅する姿、歌番組でのめちゃくちゃかっこいいパフォーマンス、バラエティでわいわいする姿、そんなSMAPが好きだな、すごいな、と思うようになった。音楽番組は必ず録画するようになったし、アルバムも借りてきた。中居くんの歌声が素敵でびっくりした。27時間テレビのライブも見た。体力限界だろうに必死で踊る中居くん、フォローする4人、森くんからの手紙、全部に感動して泣いた。今でも録画をたまに見る。2015年のコンサートに職場の先輩が行っていた。5人旅からファンになったらしい。「次は私も行きたいなぁ」って、当然2年後次があると思って言っていた。

 

1月に報道が出たとき、「あぁ、またいつものね」と思った。不仲なんて昔からずっと言われてたことだし、今までに解散説がでることも何度もあった。でもよくよく記事を見てみると、派閥とかマネージャーのこととか嫌に具体的で嫌な気持ちになって、それからスマスマの謝罪を見て、ただ事じゃないと思った。これはもしかしたら本当におかしなことが起きてるんだって。見たことがないような表情で誰の言葉かわからない謝罪をする5人。怖かった。いつもかっこいい5人が何かの力で潰されそうになっているように感じた。8月のことはあまり覚えていないし、思い出したくもない。

 

12月26日のスマスマ最終回。懐かしい映像がいっぱいで、意外とスマスマよく見てたね、って言いながら懐かしんで見ていた。ゲストを見ていると本当に長い期間やっていた番組なんだと実感した。そして、こんなアイドルはもう出ないだろうな、と思う。もう亡くなってしまった方や、政治家やスポーツ選手、これだけ幅広いゲストに対応するSMAPはすごい。

 

最後の「世界に一つだけの花」こんな表情で歌うSMAPは見たくなかったなぁ、信じられないなぁ、っていう気持ちで見ていたけど、中居くんが手をパッと開いて指を5本折った瞬間、涙がばーっと出てきた。そこからエンドロールが終わってもずっと泣きっぱなしだった。一人一人と写真を撮るのを見ながら号泣。こんなに泣いたことここ数年ない、ってくらいわんわん泣いた。一番強い感情は寂しさだった。とにかく寂しい。なくなるのが寂しい。なんで無くなるのか意味がわからない。次の日職場のおばちゃん達が休憩時間に集まって深刻な顔で話をしていた。仕事じゃなくてSMAPの話だった。

 

私はファンクラブに入っていたわけでも、CD買うわけでもない、ほんとうにただのSMAPのテレビの一視聴者だけど。そんな一視聴者の私でも寂しくて悲しいのに、ずっとSMAPを一番に応援していた人たちの悔しさ悲しさは想像つかないほどだと思う。どうしてこんなことになってしまったのか、憶測ばかりで本人達や事務所から納得のいく説明もないまま終わってしまったSMAP。でも納得いかないからこそ、諦めずにいられるのかもしれない。中居くんが指を折ってから手を振ったのが「またね」って意味だって信じたい。

 

先日、こんな時だけ買うのってどうなの…と思って買うのを迷っていたベストアルバムとクリップ集を買いに行った。地元のCDショップ数軒探してもどこも売り切れで、今まで入ったこともない小さなCDショップでやっとクリップ集を見つけた。昔からある古い店で、店主のおじいさんが追加で発注したけど、なかなか入荷できない、って言っていた。みんな買いに来るんですね、なんて話をして嬉しかった。

私は産まれた時からSMAPがいて、SMAPのいない世界を知らないから、そんな世界が来るのが寂しくて怖かった。でもそんな世界は来ない。

アルバムは年明け入荷するらしい。

来年もSMAPはいるから。

年が明けたら買いに行こう。